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「歴史・文化」: 播磨地域の歴史・文化資源のことを知ろう
 
播磨臨海地域では、旧山陽道沿いに、神社・仏閣や古い町並みなどの歴史・文化資源がたくさん分布しています。明石や姫路には城下町としての面影が残り、特に姫路城は世界遺産に指定され、日本を代表する文化財です。明石市も姫路市も城址を公園化し、市民や来訪者に文化の薫る憩いの空間を提供しています。
4市2町それぞれに個性を醸す歴史・文化資源
播磨臨海地域の6市町には、それぞれに個性豊かな歴史・文化資源があり、これらを生かしたまちづくりが課題です。
旧山陽道に沿って集積する歴史・文化資源分布
姫路市 姫路城(世界遺産)、好古園、姫路美術館、姫路博物館、手柄山公園、書写山、御着の宿、龍野から今宿の街並み
明石市 明石公園、柿本神社、「魚の棚」、天文科学館(日本の子午線のまち)、大蔵海岸
加古川市 鶴林寺(国宝指定)、教信寺(西国巡礼地)、平荘湖、加古川漕艇場
高砂市 高砂神社(縁結びの神)、石の宝殿(日本の三奇)、鹿島・扇平自然公園
稲美町 万葉の森(120種の万葉生物)、図書館(万葉専門)l、加古大池・天満大池、播州ぶどう園とワイナリー
播磨町 大中遺跡(古代の村跡・国指定文化財)、郷土資料館
 
歴史・文化の整理一覧
大蔵谷写真 明石城下古図
写真 写真
出典:BanCul 99春,
(財)姫路市文化振興財団
出典:BanCul 00冬,
(財)姫路市文化振興財団
 
万葉の森写真 教信寺古図
写真 写真
出典:BanCul 99春,
(財)姫路市文化振興財団
 
大中遺跡写真 石の宝殿(竜山)古図
写真 写真
出典:BanCul 99春,
(財)姫路市文化振興財団
出典:ふれあいはりまガイドマップ,播磨町  
 
六騎塚写真 御着の宿
写真 写真
出典:BanCul 99春,
(財)姫路市文化振興財団
出典:BanCul 99春,
(財)姫路市文化振興財団
播磨国分寺跡古図 姫路城写真
写真 写真
出典:BanCul 99春,
(財)姫路市文化振興財団

出典:BanCul 99冬,
(財)姫路市文化振興財団
 
龍野町写真 小赤壁(海岸)写真
写真 写真
出典:BanCul 99夏,
(財)姫路市文化振興財団
  出典:BanCul 00夏,
(財)姫路市文化振興財団
 
地域に「奥深さ」や「多様な彩り」を添える歴史・文化資源の宝庫。その価値を再認識する
播磨臨海地域の各市町には、たくさんの歴史・文化資源があります。観光の入り込みも神戸市に匹敵しており、将来的には広域で観光ネットワーク化を図ることも考えられます。
広域的な観光ネットワークの強化
観光については、各市町で広域観光ネットワークの形成や国際交流の活性化が重要な課題となっています。
各市町総合計画における観光振興・国際交流施策
市町名称 観光資源等
明石市 ・国指定文化財の明石城、阪神方面からも買い物客が訪れる魚の棚など
播磨町 ・国指定の大中遺跡など
稲美町 ・いなみ文化の森(20万人/年)、国内有数の規模を持つ加古大池、播州ぶどう園など
高砂市 ・日本三奇の一つ石の宝殿など
加古川市 ・ウェルネスパーク(50万人/年)、県内最大の川幅の加古川(国内公式カヌーレース可能漕艇場)など
姫路市 ・世界遺産の姫路城(71万人/年)、セントラルパーク(100万人以上/年)など
播磨臨海地域は旧山陽道に歴史資源集積
播磨臨海地域では旧山陽道に大久保宿、加古川宿、御着の宿、今宿などの宿場町の名残りがあります。また国や県指定する文化財を所蔵する神社・仏閣も多く立地しています。
今後の道路整備では、こうした「道」の持つ、時代を超えて生き続ける地域形成の役割まで考慮していく必要があります。
旧山陽道に沿って集積する歴史・文化資源分布
神戸に匹敵する観光入込み客数
播磨臨海地域全体で、年間1,728万人の観光客の入り込みがあり、兵庫県全体の約16%を占めています。国際観光地として知られる神戸市への年間入り込み2,271万人(同県の約21%)に匹敵しています。
観光入込み客数の推移
グラフ
点在する集客力を持つ観光資源
播磨臨海地域の各市町に、地域特性を反映した歴史・文化資源、地場産業を活用した集客拠点、健康やスポーツをテーマとした新しい交流拠点などが整備されています。
各市町総合計画における観光振興・国際交流施策
市町名称 観光資源等
明石市 ・国指定文化財の明石城、阪神方面からも買い物客が訪れる魚の棚など
播磨町 ・国指定の大中遺跡など
稲美町 ・いなみ文化の森(20万人/年)、国内有数の規模を持つ加古大池、播州ぶどう園など
高砂市 ・日本三奇の一つ石の宝殿など
加古川市 ・ウェルネスパーク(50万人/年)、県内最大の川幅の加古川(国内公式カヌーレース可能漕艇場)など
姫路市 ・世界遺産の姫路城(71万人/年)、セントラルパーク(100万人以上/年)など
宮本武蔵が作ったとされる
明石城下の町割り
高砂神社
写真 写真
出典:BanCul 00冬,
(財)姫路市文化振興財団
 
魚の棚 セントラルパーク
写真 写真
 
歴史・文化の面影を随所で味わうことができる「まちづくり」の推進
播磨臨海地域には、宮本武蔵や豊臣秀吉などの歴史上の人物がたくさん登場します。国宝や国・県の文化財も数多く存在し、古代から現代に至るまで、文化や政治や産業のいろいろな面で日本の中心的な舞台となってきたことが分かります。こうした過去から現在の歴史・文化的遺産を地域ぐるみで大切にしていかなくてはなりません。
一方で、こうした価値ある逸話や文化財だけでは現代のニーズに対応できず、観光等の集客につながっていきません。将来的には、自然とともに歴史や文化の趣きを最大限に活かしながら、中心市街地や拠点施設などにおいて新しい魅力の街づくりを進めます。

名称/地名 概 要


大蔵谷 古代には駅家があり、1700年には約300軒の旅篭、茶屋、下宿が建ち並んでいたとされる。阪神大震災で、原風景を失った
明石城下 明石城は17世紀後半、明石藩主・小笠原忠正により築城。『明石記』によれば、当時の明石城下の町割は宮本武蔵により創られたとある。建ち並んでいた屋敷群は、明治維新に崩された。今では、明治から大正時代に創業された老舗(暖簾、枡、和菓子)が残される
明石城 城跡。江戸時代前期(国宝指定)
「魚の棚」 播州領の時には、明石の魚は信長に献上された。今でも、阪神からも買いに来るほどの人気を誇る魚市場
柿本神社 後桜町天皇や仁孝天皇の歌(国宝指定)がある。昔、神社からの海側の眺めは、「明石八景」といわれた
太寺 太寺廃寺塔跡(県指定)
坂上寺 弘法大師よかりの寺。険しい坂の上にあり、人力車や荷車が上るのを手伝う「押し賃」が3〜5銭だった
和坂(かにがさか) 弘法大師が悪い蟹を池に閉じ込めたという伝説が地名になった
屏風ヶ浦 断崖が屏風のように続く。万葉時代から景勝地であっ
太古の遺跡 明石原人人骨と明石象化石発掘の地
大久保宿 現在の駅北口(西側)は、宿場町として栄える。明石藩主の別荘(御茶屋)があり、三軒茶屋と呼ばれた
西灘 江戸時代に酒どころとして賑わう
高丘古窯跡群 県指定遺跡
住吉神社 神功皇后ゆかりの神社。春の能、藤の花の名所
西福寺 550年前の石造五輪塔(県指定)


万葉の森 120種類の万葉生物が生息する


大中遺跡 古代の村跡。昭和37年、善福寺住職の指導で考古学を勉強中の中学3年の3人組みにより発見



高畑町 土塀や漆喰蔵の古い家並みが残る
安養寺 石造宝 印塔(県指定)
教信寺 石造五輪塔(県指定)。平安時代、「僧院五十余坊、寺領八百石」という大きな勢力があった西国巡礼地
鶴林寺 平安から室町時代の本堂、太子堂、鐘楼、護摩堂、常行堂、行者堂が国宝指定。聖徳太子絵伝、太子像、太子堂壁画も国宝。三重塔と仁王門が県指定文化財
福田寺 石造十一重塔が県指定文化財
「松巡り」 境内や海岸線には松林が多く、鶴林寺〜浜の宮神社〜尾上神社〜福田神社〜高砂神社〜浜街道〜曽根天満宮は、『松巡り』のルートだった
加古川宿 参勤交代の頃から栄える。お伊勢参りや西国巡礼の拠点であり、東播磨有数の宿場町だった
常楽寺(加古川町) 石造宝塔と五輪塔(二基)が県指定文化財
西条古墳群 行者塚、人塚、尼塚は国宝指定
西条廃寺跡 県指定史跡
本岡家住宅 県指定文化財。入母屋造、茅葺
常楽寺(上荘町) 石造九重塔が県指定文化財
報恩寺 石造十三重塔と石造五輪塔が県指定文化財
円福寺 宝印塔が県指定文化財
加古川渡し 小舟で竿を使って渡った。明治7年に木橋が架けられたが、5年後には崩壊


高砂神社 縁結びの神社
石の宝殿(竜山) 江戸時代に「日本の三奇」と言われた巨石。竜山の石は、当時、播磨地域の土塀や建造物に使われた
阿弥陀町 2kmの間に寺院が集積。西国巡礼の拠点。
豆崎 竜山から切出した黄土色の土塀が残る。水が豊かだったとされ、真水崎(まみずさ)が豆崎になった
仏心寺 石造五輪塔が県指定文化財
六騎塚 「太平記」の悲劇の史跡。南北朝時代、九州から東上する足利尊氏に敗れた児島備後守範長が自害したところ


御着の宿 本陣のある姫路と加古川の「間の宿」。寺社や古墳が数多く分布する。近代と現代とが混在する街並みで、神社の玉垣や寺院の土塀が路地景観を創る
射楯兵立神社 石造鳥居が県指定文化財
壇場山古墳 国指定の遺跡
播磨国分寺跡 奈良時代、聖武天皇により国府が置かた、平安時代に焼失したとされる
見野長場古墳 県指定史跡
宮山古墳 県指定史跡
御輿塚古墳 県指定史跡
大塩塩田跡 昭和30年頃には、大塩〜白浜〜的形までは、広大な流下式塩田が広がっていた。昭和40年代後半には廃止
姫路城 世界遺産に指定。城、大天守、東・西小天守、乾小天守が国宝に指定。現在の姫路城は、1609年に池田輝政が完成させたものであるが、戦国時代に播磨が激戦地となり、豊富秀吉の支配下となった時(1580年)に、黒田孝高から姫路城を譲られた秀吉は、三層四階の天守閣を持つ姫路城の普請と城下の整備を推進した
龍野町 秀吉が楽市を立て、商業の拠点としたところ。今でも格子や和紙の家屋の古い街並みが残る
東今宿・西今宿町 昔の面影を残す、格子戸や土蔵、むしこ窓が残る
青山 播磨と山陰、美作を結ぶ結節点であった。青山(現在の山田)峠は難所のひとつ
本徳寺 大広間、本堂、経堂が県指定文化財
魚吹八幡神社 樽門、摂社敷島神社本殿が県指定文化財
下太田廃寺塔跡 県指定史跡
円教寺 書写山山頂にあり、寺の境内そのものが国宝に指定される。奥院護法堂拝殿、薬師堂、開山堂、仁王門、十妙院などが県指定文化財
広峯神社 祇園の本家。曽位山山頂にあり、随願寺とともに昔からお参りの地となってきた
三木家住宅 主屋、長屋、長屋門、内蔵、米蔵、新蔵が県指定文化財
小赤壁(海岸) 奇岩や巨岩、海岸沿の緑地による景勝地
海浜植物群落 ハマボウフウ、ハマゴウ、コウボウムギなど、ここにだけ残されるい植物が多く自生する
播磨臨海地域道路網協議会